2019年5月31日〜米国留学: 大学院編 vol.2〜 |
SCコーチの寺田です。
金曜日なので英語の日。
大学では単位を取得するだけで卒論は書かなくても良く、日本でいうゼミの様なものもありませんでした。
しかし、院では卒業するのに修士の卒論を書かないといけないので、論文を集めて読んで、実験をしてデータを集め、結果をまとめ、約1年半かけて書きました。
ちなみに卒論のテーマは
『ハムストリングのケガによる股関節屈曲可動域への長期的影響』
要はケガすると股関節の足を上げる動きって時間たってもケガしてない足より少なくなるんじゃない?というもの。
結論としてはケガをした事があると、長期的にも可動域制限が起こるというものでした。
英語の論文を集めて読んで、英語で論文を書いてというのはかなり大変な作業で、終わった時の達成感はありましたが、今になって思えばたくさん穴がある論文でしたね。。。
院での授業では論文の読み方やデータの集め方などもやったが今あまり覚えていないのは重要性をその時は理解してなかったからなのか。勿体ない事をしたと思います。。。
専門以外の授業も受けていて、印象的だったは『Learning Style』についての授業。
人はそれぞれ適した学び方が違うので、それによって学び方や教え方を工夫した方が良いというもの。
音楽が流れている方が集中できるのか、静かな方がいいのか、照明は明るい方が良いのか、暗い方が良いのかなどなど。
先生になる人向けのクラスだったのであまり集中して聞いていなかったのですが笑、関連する本などがあればまた読んでみたいと思います。
最後の学生生活となった大学院での生活。
大学まで親に全て出して貰っていたので大学院は自分で払うと決めていた事もあり(給料も少し出るので)『生活』としてはなかなか苦しい時期でした。
食事補助やアパートの補助、学費の補助はあるものの月の給料は約5万。その内のほとんどが書いた残りの学費、携帯、車の維持費に消え、削るところといえば食費しかないという感じ笑。
まぁ、自然に囲まれた場所だったので遊ぶにも金をあまり使わない場所だし(浮き輪に浮かんで川下りとか湖でジェットなど)遊ぶ時間もシーズン中は無いというのでそこら辺は良かったですね。
また、ここで鍛えられたからその後のRedsoxのインターンでもやっていけたし、日本に帰ってきてからジムのオープンという厳しい環境でもやっていけたとは思っています。
次回はアメリカ留学最終章。Redsoxのマイナーリーグでのインターンについてです。